「海外に住んでいるけど、日本人向けのアフィリエイトサイトを作れるの?」
そんな疑問はありませんか?
結論、海外在住者でも、日本向けのアフィリエイトサイトで稼ぐことができます。
私がアフィリエイトサイトを始めたのも海外です。
この記事では、海外在住者がゼロからアフィリエイトを始める方法を分かりやすく解説します。
レンタルサーバーやドメインの選び方、日本のASP登録時の注意点、ジャンル決め、海外在住だからこそ知っておきたいポイントをまとめました。
これからアフィリエイトに挑戦したい方は、ぜひ参考にしてください。
そもそもアフィリエイトとは?
アフィリエイトとは、「成果報酬型広告」と言われるインターネット広告で稼ぐ方法をいいます。
その中のアフィリエイトサイトは、商品やサービスを紹介して収入を得るサイトのこと。
アフィリエイトブログと何が違うのか?簡単にというと、焦点が「商品」か「自分」かの違いです。
●アフィリエイトブログ:自分の意見や好きなことを発信
他にも以外にも、下記のようなSNSアフィリエイトもあります。
●X(旧Twitter)
●Instagram
など
海外在住でもアフィリエイトサイトはできるのか?
結論からいうと、海外在住者でもアフィリエイトサイトは、問題なく始められます。
実際、私はカナダでアフィリエイトサイトで開始しました。
その経験として、私は海外在住者にもアフィリエイトサイトで稼ぐことをおすすめします。
アフィリエイトサイトが海外在住者におすすめの理由
私が海外在住者にアフィリエイトサイトの運営をおすすめする理由は、主に下記の4つがあります。
2.時間に融通が利く
3.どこでも稼働できる
4.資産性が高い
それぞれの理由を詳しく見ていきます。
1.日本語でOK
外国語に自信がない人は、アフィリエイトサイトの運営は特におすすめです。
アフィリエイトサイトなら、海外にいながら日本語で稼ぐことも可能なのがメリットの1つ。
海外にいるからと言って、現地の言葉に自信があるとは限りません。
日常生活はよくても「働く」となると言葉に不安がある…という人は、ぜひアフィリエイトサイトで稼ぐことを検討してみてください。
2.時間に融通が利く
自分が運営するアフィリエイトサイトなら、好きな時間に稼働できます。
例えば、朝は語学の勉強をして、午後に記事の作成をするということも可能です。
私の場合は、お昼はローカルのレストランでパートをして、夕食後~寝る前に作業をしていました。
また、お休みなども自由に決められます。
例えば、一時帰国。長めに稼働をお休みしても怒られることもありません。
私の知り合いは、了承を得て1ヵ月半ほどの一時帰国をしたにも関わらず、戻ったら「休みが長い」とパートをクビにされてしまいました。
そして、アフィリエイトサイトの醍醐味として、収益化していれば休んでいても自動でお金も入ってくるのも嬉しいところです。
生活スタイルに合わせられるのは、自分でアフィリエイトサイトを運営する大きなメリットでしょう。
3.どこでも稼働できる
そして、アフィリエイトサイトは、どこでも稼働できる点も海外在住者におすすめしたいメリットです。
どんなに求人が少ない地域に住んでいても、交通の便が悪い田舎でも、家にパソコンとWi-Fiがあれば稼ぐことができます。
また、一時帰国中でも、カフェでの待ち時間でも、どこでも対応できます。
4.資産性が高い
アフィリエイトサイトは、作った記事が資産化しやすいという大きなメリットがあります。
2.特定キーワードで検索されやすい
3.譲渡(売却)も可能
SNSアフィリエイトの場合、情報が瞬時に広がる拡散力があるものの、タイムラインで埋もれやすく、古いコンテンツはあまりアクセスされません。
一方、アフィリエイトサイトは、古い記事でも役立つ情報であれば、収益を生み続けてくれます。(情報の更新は必要)
そして、アフィリエイトサイトは「事業として譲渡できる資産」にもなります。
譲渡の相場は、月間の営業利益の6ヶ月分~最大24ヶ月分が目安。
私自身もサイトを譲渡した経験がありますが、企業から譲渡の相談を受ける際は、どの企業も数億円規模の予算を想定していることが多いです。
同じ記事を書く「ライター」と「運営者」の大きな違いともいえるでしょう。
海外在住でアフィリエイトをするときの注意点
前述の通り、海外在住者でもアフィリエイトサイトで稼ぐことはおすすめですが、日本在住者と比べると、下記の注意点があります。
1.ASPの登録条件
2.報酬の受け取り方法
3.確定申告や税務手続き
それぞれ確認していきましょう。
ASPに登録すると、サイトで紹介したい広告を選ぶことができ、成果に応じて報酬をもらえます。
1.ASPの登録条件
ASPによって登録条件は異なりますが、最低限、日本の銀行口座が必要になることが多いです。
●実家などの日本の住所がある(ASPによる)
●日本語のサイトであること(ASPによる)
●上記を満たしたうえで審査(ASPによる)
例えば、大手ASPの「A8.net」の場合は、日本語のサイト・日本の銀行口座・日本の住所があればOKです。(下記参照)

出典:A8.net
おすすめのASPや特徴については、後ほど詳しく紹介します。
ここでは、ASPによって登録条件が違うことを覚えておきましょう。
日本の銀行口座がないとアフィリエイトサイトはできない?
もともと日本の銀行口座を持っていれば、銀行によっては、非住居者への手続きや代理人を設定することで口座維持ができます。
しかし、海外転居に伴って、日本の銀行口座をすべて解約してしまった場合は、残念ですがアフィリエイトは難しいでしょう。
というのも、日本の銀行口座は、国内住所がないと新規開設ができないからです。
2.報酬の受け取り方法
日本のASPの場合は、日本の銀行口座に収益が振込されます。
そのまま日本の口座に貯金しておきたい人は、それで完結ですが、海外で使いたい場合は、海外送金が必要です。
また、海外のASPを利用する場合は、受け取り方法は「銀行振込」「Paypal」など選べることが一般的。
海外ASPによっては、どこの国の銀行かによって、20~30ドルの海外送金手数料が発生するので注意しましょう。
日本円の海外送金は「Wise」がおすすめ
Wiseは、海外送金や外貨両替をお得に利用できるうえ、複数の通貨をまとめて管理できる便利なマルチカレンシー口座サービスす。
下記のケースでは、Wiseの利用がお得になります。
●海外ASPの外貨収益の受取り
Wiseの日本円口座を調べたところ、日本国内の銀行ではないため、日本のASPの収益受け取りには利用できなさそうです。
ただ、日本の銀行口座で受け取った収益をお住いの海外口座に送金する場合は、Wiseがお得になります。
また、Wiseなら海外ASPの国や通貨に合わせて、手数料がかからない口座で受け取ったり、日本の銀行よりレートも良く、安い手数料で海外送金することができるので、おすすめです。
3.確定申告や税務手続き
海外在住の非住居者の場合は、日本に事務所がない限り、日本への納税義務はありません。
基本的には、住んでいる国にしたがって確定申告をすることになるでしょう。
海外在住者のアフィリエイトサイトの始め方と流れ
海外在住者のアフィリエイトサイトの始め方と流れは、ざっくり下記の通りです。
それぞれのポイントや詳細を確認していきます。
1.アフィリエイトサイトのテーマ・ジャンルを決める
まずは、どんな人に向けて、どんな情報を提供するのか?アフィリエイトサイトのテーマ・ジャンルを決めます。
アフィリエイトサイトは主に、「特化型」と「雑記型」の2つのパターンがありますが、おすすめは稼ぎやすい「特化型」です。
- 特化型:特定のテーマやジャンルにした専門性の高いサイト
- 雑記型:色々なテーマやジャンルを取り扱うサイト
では、どんなことに特化したサイトにすれば良いのか?私が考えるジャンル選びのポイントは、下記の通りです。
●上位サイトや競合に勝てるか?
英語が得意な人は外国人向けのサイトでも良いですが、英語がそこまで得意でない人は、日本人向けのサイトにしましょう。
それでは、それぞれのポイントをチェックしていきます。
個人的には自分の経験や過去に悩んだテーマがおすすめ
海外在住者におすすめのアフィリエイトジャンルはあるのか?気になる人も多いと思いますが、個人的には自分の経験を活かせるジャンルや過去に悩んだテーマがおすすめです。
2.同じ悩みを解決した自分なら、読者をよく理解して「痒い所に手が届く情報」を提供できる
それぞれの理由を紹介します。
1.個人サイトが勝つには「実体験」「リアルな経験」などの一次情報が大切
上位表示されるアフィリエイトサイトは、法人サイトが多いのが現状。
運営元の信頼・コーポレートサイトのパワー・記事の作成頻度や更新頻度の高さで、法人サイトの方が評価されやすいことが理由です。
その中でも個人サイトが評価されるには、法人にはない「リアルな情報」や「人間味」を出せるか?が重要なポイントになります。
法人サイトの場合、立場上、自分の意見よりも「客観的な情報」「公式的な解説」が中心になり、利用者の感情やリアルな体験談が弱くやなりすいです。
一方、個人サイトの場合は、「失敗談」「裏話」「実際はこうだった」など、具体的なエピソードや実体験などの「一次情報」を記事できるのが武器となります。
2.同じ悩みを解決した自分なら、読者をよく理解して「痒い所に手が届く情報」を提供できる
さらに、上位表示される条件は、読者の検索意図に合った役立つ情報であること。
手っ取り早く満たすのが「過去の自分の悩み」や「困りごと」を解決してあげること、あるいは「オタクになるれること」なんです。
私の経験上、いかに細かくなれるか?丁寧になれるか?が差別化のポイント。
上記のようなテーマやジャンルを自分の中から考えてみてください。
上位サイトや競合に勝てるか?確認方法
サイトテーマやジャンルの目星がついたら、キーワード検索して、どんなサイトが上位表示されているのか?確認しましょう。
おすすめは、下記のようなジャンルやテーマです。
●上位のサイトよりも丁寧に教えられそう
●上位のサイトより、さらに詳しい踏み込んだ情報を追求できそう
●上位のサイトの情報に「こんな場合はどうしたら良いの?」という疑問が浮かぶ
運営者情報を見ると、法人なのか?個人なのか?分かりやすいです。
もしも、上位表示されるサイトが法人サイトしかなったり、2ページ目も法人サイトばっかり…というジャンルはおすすめしません。
読者のターゲット層やキーワードを絞って、再度検索してみてください。
×:副業 おすすめ
〇:海外 副業 アプリ
例:イギリスに関するサイト
×:イギリス おすすめスポット
〇:イギリス ハリーポッター 聖地巡礼
注意:YMYL領域はおすすめしない
YMYL領域とは、「Your Money or Your Life」の略。
人生に大きな影響を与えるとして、Googleが特に厳しく評価するジャンル。
正確性や信頼性が強く求められ、難易度が高いため、個人サイトでは避けるのが無難です。
●政治、法律
●人種、宗教
●医療、健康・安全
●金融
●オンラインショッピング
上記に関連したジャンルが自分に合っている場合は、サイトではなく、インスタグラムやYouTubeなど他の媒体を使ったアフィリエイトの方が収益化できるかもしれません。
2.サイト(WordPress)を開設する
WordPressとは、誰でも自分のWebサイトを作れるアプリみたいなもので、アフィリエイトサイトの王道です。
はてなブログやnoteなどの無料ブログは、広告掲載の制約、サービスの変更・終了のリスクがあることから、おすすめされません。
WordPressでサイトを開設するには、手軽で対応も安心のエックスサーバーがおすすめです。
サイトの開設手順とあわせて、その理由を見ていきましょう。
サイト開設はエックスサーバーがおすすめ
エックスサーバーは、レンタルサーバーやドメイン取得などを提供するインターネットサービス。
国内シェア率が高く、コスパや対応も良いのでおすすめです。海外在住者でも申込可能なので安心してください。
WordPressを開設するには、正確には下記の3つの手順があるのですが、エックスサーバーならまとめて申し込みできます。
プランは、月額990円~のスタンダードプランでOKです。キャンペーン次第では、ドメインが無料になります。
「ドメイン」は、ネット上の住所のようなもの。「https://○○○○」の部分で、このサイトでいうと「https://bababax.com/」になります。
「レンタルサーバー」は、サイトを置く土地のようなものです。
ドメイン・サーバーの申し込み+WordPressのインストールまでの詳しい手順は、エックスサーバーの記事で詳しく紹介されているのでチェックしてください。
⇒【初心者でも安心】たった10分で出来るWordPressの始め方
海外在住者の場合は、住所と電話番号を下記のように変えて申し込みしましょう。
●都道府県:どこでもOK
●住所:英語でOK
●電話番号:国番号を「0」にして海外ナンバーを入力
※SMS認証できない場合は、カスタマーサポートに要連絡
分からないことがあれば、カスタマーサポートに連絡しましょう。
私も久しぶりに新しいサイトを開設して連絡したら、当日中に返事がきて解決しました。
参考:日本のサーバーと海外のサーバーどっちが良いの?
日本のサーバーと海外のサーバー、どちらが良いのか?疑問に思う人もいるかもしれません。
おすすめは下記の通りです。
●いざという時に日本語でサポートしてほしい人
1番は誰がサイトにアクセスするのか?ポイントです。
3.ASP(A8.net)に登録する
ASPに登録すると、取り扱いのある広告をチェックできるようになります。
まずは、「A8.net」に登録しましょう。
ほとんどのASPは、5~10記事ないと登録審査が通らないケースが多いですが、「A8.net」なら審査がなく、広告も豊富なので登録必須です。
2.広告が豊富!日本最大級のASP
3.利用者満足度が13年連続No.1
4.SNSへの広告掲載も可能!
登録できても、広告によっては提携前に審査があります。
A8.netの場合は、落ちても広告の再審査を簡単に申し込みできますが、審査なしで掲載できる広告を使って記事を作成するか、広告なしで記事を作成してから申請するのも良いでしょう。
その他、海外在住者が登録できる日本のおすすめASP
ASPによって案件が異なるので、いくつか登録しましょう。
5~10記事作成できたら、下記のASPも海外在住者におすすめです。
ただ、ASPによっては最低振込金額が設定されているので、広告はできるだけ1つのASPにまとめるのが理想的です。
ちなみに私はA8.netも含めて、これから紹介するASPも登録しています。
もしもアフィリエイト
もしもアフィリエイトは、他社に比べると、報酬が増えるチャンスが多い良心的なASPです。
海外在住者も、日本の口座があれば登録ができます。
●毎月の報酬が12%上乗せ(W報酬制度)
●ランクが高くなるとボーナスがもらえる(プレミアム報酬制度)
●SNSへの掲載も対応
バリューコマース
バリューコマースは、国内初の老舗で広告主やアフィリエイターからの信頼が厚いASPです。
日本の口座があれば海外在住者も登録できます。
●ほかのASPにはない独占案件が多い
●SNSの広告掲載も可能
afb
afbは、報酬単価が他社よりも高いと評判で、利用者満足度も高いおすすめのASPです。
日本の口座があれば海外在住者もOKです。
●報酬単価が高い
●最低支払額が777円と低い
●Youtube・インスタグラムも対象
アクセストレード
アクセストレードは、2001年にサービス開始した老舗の1つで、人気が高いASPです。
●ボーナスがもらえるキャンペーンが多い
●SNSへの広告掲載も可能
下記の条件を満たせば海外在住者も登録可能です。
●日本の住所がある(実家でもOK)
●日本語のサイトを運営している
●日本語で対応できる
4.記事を作成する
「SEO」を意識して記事を作成しましょう。
SEOとは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略。
簡単にいえば、検索で上位に表示されるように工夫すること。
検索で上位になれば、より多くの人に記事を読んでもらえ、アフィリエイトの成果につながります。
このページではあくまでアフィリエイトサイトの始め方なので、記事の書き方については、ポイントだけ紹介します。
●検索意図の理解
●タイトル
●見出し・構成
検索ユーザーを理解して、役立つ情報を心がければ、自然と評価される記事になります。
興味あるキーワードなどで上位サイトの記事と、2ページ目の下の方にある記事を毎日読んで、文章の読みやすさ・情報量などの違いがあるか?勉強するのもおすすめです。
5.収益を受け取る
あとは淡々と記事を書いて、収益を受け取るだけ。
最低振込金額に達しない場合は、到達するまで繰り越しされます。
まとめ
海外在住者も日本向けのアフィリエイトは可能です。
ただ、どのASPも最低限、日本の銀行口座を持っていることが条件になります。
日本の口座ある人は、下記のステップでアフィリエイトサイトの運営を始めましょう。
1.アフィリエイトサイトのテーマ・ジャンルを決める
2.サイト(WordPress)を開設する
3.ASP(A8.net)に登録する
4.記事を作成する
5.収益を受け取る
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が参考になれば幸いです。
