海外旅行や長期滞在、デジタルノマド向けの保険として人気のSafetyWingのNomad Insurance(セーフティウィングのノマド保険)。
名前は聞いたことがあっても、
- どこまで補償されるのか
- 保険金の請求はちゃんとできるのか
- 自分の滞在スタイルに合っているのか
といった点が分からず、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、SafetyWing Nomad Insuranceの補償内容を中心に、料金体系や保険金請求の流れ、加入前に知っておきたい注意点を、公式情報をもとに整理して解説します。
口コミや評判ではなく、「制度・仕組みとしてどうなっているか」を知りたい方向けの内容です。
実際の利用者の口コミ・評判については、別記事で詳しくまとめています。
補償内容を理解したうえで最終判断したい方は、あわせてチェックしてみてください。
結論:SafetyWingはこんな人におすすめ
SafetyWingは「安さ」と「柔軟性」を重視する人には最適な海外旅行保険ですが、すべての人に向いているわけではありません。
SafetyWingがおすすめな人
- とにかく安く海外旅行保険に入りたい
- 長期滞在・ワーホリ・ノマド生活を予定している
- 帰国日未定で柔軟に契約したい
- 出国後や現地到着後に保険加入したい
おすすめしない人
- キャッシュレス診療を重視したい
- 高額補償・手厚いサポートを求める
- 日本語対応の安心感を重視したい
他の海外旅行保険との違い
- 料金:他社と比べてかなり安い
- 契約:サブスク型で柔軟(延長・解約が簡単)
- 加入:出国後OK・待機期間なし
- 注意点:基本は立替払い(キャッシュレスは緊急時のみ)
SafetyWingと他社で迷っている方は、補償内容や使い勝手、実際の評判も含めて総合的に判断するのがおすすめです。
以下の記事もあわせてチェックしてみてください。
SafetyWingとは?保険プランの基本
SafetyWing(セーフティウィング)は、世界175ヵ国以上で利用できるデジタルノマド・長期滞在者向けの海外旅行保険です。
主に「Nomad Insurance(個人向け)」と「Remote Health(法人・長期向け)」の2種類があり、一般的な海外旅行や留学・ワーホリでは「Nomad Insurance」を利用します。
特徴としては、料金の安さと契約の柔軟性にあり、短期旅行から長期滞在まで幅広く対応しています。
- サブスク型(4週間ごと)で自動更新できる
- 出国後・海外到着後でも加入可能
- 世界175ヵ国以上で利用可能
- 長期滞在・ノマド向けに設計されている
シンプルな設計で使いやすい一方で、補償内容には注意点もあります。次の章で詳しく解説していきます。
SafetyWingの補償内容を徹底解説
SafetyWingには個人向け「Nomad Insurance」と法人向け「Remote Health」があります。
海外旅行保険として選ぶのはNomad Insuranceです。
【個人向け保険プラン一覧】
- Essential:一般的な海外旅行保険。短期・長期どちらにも利用可
- Complete:長期滞在向け(最低契約期間1年)、補償範囲が広め
それぞれの違いを表でチェックしましょう。
| Nomad Insurance | Essential | Complete |
|---|---|---|
| 保険内容 | 旅行保険 | 旅行保険+ 総合健康保険 |
| 最低契約期間 | 5日~364日 or 4週間ごとのサブスク | 12ヶ月~ |
| 支払方法 | 一括 or 4週間ごと | 年間 or 月額 |
| 対象の国 | 175カ国以上 | 175カ国以上 |
| 母国での 補償 | 90日ごとに 最大30日まで補償 | 対象 |
「Essential」は、一般的な海外旅行保険。大多数の人は「Essential」を利用します。
続いて、実際にどこまで補償されるのかを具体的に解説します。
医療・救援・疾病補償など
個人向けプランのNomad Insuranceの「Essential」と「Complete」の大まかな補償内容を表にまとめました。
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| Nomad Insurance Essential | Nomad Insurance Complete |
||
|---|---|---|---|
| 補償 | 旅行保険 | 旅行保険+ 総合健康保険 |
|
| 医療 | 治療費用 | $250,000 | $1,500,000 |
| 救援費用・移送費用 | $100,000 | $100,000 | |
| 自動車事故 | 〇 | 〇 | |
| ガン | × | 〇 | |
| 出産・妊娠 | × | $2,500 | |
| 健康診断・予防接種 | × | $350 | |
| 母国での補償 | 90日間ごとに30日 (米国は15日) | フルカバー | |
| 賠償責任 ※法的責任を負う場合のみ | $25,000 | × | |
| 旅行 | 航空機遅延 | $100/日 ※12時間以上の 遅れで2日まで | 3~8時間:$60 8時間~:$150 +1泊につき:$150 |
| 荷物の遅延 | × | $150 | |
| 外出中の窃盗 | × | 1つにつき$500 | |
| 死亡後の手配 | 搬送費:$20,000 埋葬費:$10,000 | 搬送費:$100,000 | |
| 子ども | 大人1人につき 10歳以下が1人無料。 ※1つの家族で 2人まで | 別契約が必要 | |
海外旅行や留学などの緊急時の医療補償としては、Essentialで十分です。
どちらのプランも、医療費用、救援者費用、疾病補償がカバーされますが、Completeプランはバージョンアップした補償になっています。
なお、持病(既往症)は保険対象外になります。
個別に確認したい人は、公式サイトのチャットでお問い合わせしましょう。
出国後の加入・待機期間
SafetyWingは、出国後・海外到着後でも保険に加入できます。
待機期間なしで保険が適用されることも、強くおすすめしたいポイントです。
SafetyWing以外の保険は、出国後の加入は待機期間が設定されており、実質的に無保険になってしまう期間が発生してしまうため、不安があります。
ですが、SafetyWingなら下記のようなケースでも、安心して海外旅行を楽しめます。
- 海外旅行保険の入り忘れ
- クレジットカードの保険期間が切れた後の海外旅行保険を探している
- クレジットカードの保険のみでは、補償額に不安がある
10歳以下の子どもの補償
Nomad Insurance Essentialは、大人1人につき、10歳以下の子ども1人が無料でカバーしてもらえます。
1つの家族、あるいは1グループにつき、無料の子どもは最大2人までですが、嬉しいサービスです。
Completeは、子どもの補償は対象外なので、別途契約が必要になります。
カスタマイズ可能な補償オプション
SafetyWingでは、基本補償に加えて必要に応じてオプションを追加できます。
渡航先や過ごし方によって必要な補償は異なるため、自分に合った内容を選びましょう。
主なカスタマイズ項目
①米国カバー(年齢によって金額が変動)
②電子機器の盗難補償($20/4週間)
③アドベンチャースポーツ補償($10/4週間)
※②③は4週間ごとのサブスク契約のみ追加可能(期間固定プランでは利用不可)
※Completeプランはアドベンチャースポーツがデフォルトで含まれます
①米国カバー
アメリカでの医療費も補償対象に含めるオプションです。
アメリカは医療費が非常に高額なため、滞在予定がある人は加入を検討しましょう。
金額は年齢によって変わるため、後ほど詳しく紹介します。
電子機器の盗難
「Theft coverage for electronics」オプションでは、以下の電子機器の盗難に備えることができます。
- ノートパソコン
- スマホ
- タブレット
- iPad
- イヤホン
- AirPods
- 電子書籍リーダー
- カメラ
- レンズ
- ミュージックプレイヤー
- ドローンなど
- 盗難後、24時間以内に警察に通報すること
- 盗まれる前に存在していたことが証明できる書類を提出すること(レシートなど)
- 保険金の支払い額は、紛失時の評価額と請求決定時点での市場データに基づいて決定される
- 1件につき最大$2,000。契約期間中の限度額は最大$5,000、生涯での限度額は最大$8,000まで。
保険の請求には、所持していたことが分かる書類が必ず必要なので、レシートや保証書などがあるか?確認の上、画像で保存しておきましょう。
おすすめな人
- ノートPCやスマホを常に持ち歩く人
- デジタルノマド・フリーランス
- 高価な電子機器を使用している人
アドベンチャースポーツ
基本補償では対象外となる、リスクの高いスポーツをカバーするオプションです。
- カイトサーフィン
- パラシュート
- パラグライダー
- スカイダイビング
- スキューバダイビング
など
おすすめな人
- サーフィン・ダイビング・スキーなどをする人
- アクティブに海外を楽しみたい人
- ケガのリスクがあるアクティビティを予定している人
※基本のスポーツ補償の詳細は、次の章で解説します。
補償内容を理解したうえで、他社との違いも確認しておきましょう。
→ SafetyWingとHeymondoの違いを見る
→ SafetyWingとGenkiの違いを見る
SafetyWingで補償されるスポーツ一覧
SafetyWingでは、一般的なレジャースポーツから一部のアクティビティまで、幅広く基本補償に含まれています。
ただし、危険度の高いスポーツや特定の条件に該当する場合は、オプション加入が必要、または補償対象外となるため注意が必要です。
基本補償でカバーされるスポーツ
SafetyWingでは、以下のようなスポーツが基本補償に含まれています。
- ウォーキング、ランニング
- ジムトレーニング・ヨガ・ピラティス
- サイクリング・ハイキング
- ゴルフ・テニス・サッカーなどの球技
- カヤック・カヌー・SUP・セーリング
- シュノーケリング
- サーフィン
- スキー・スノーボード(※ゲレンデ内など条件付き)
- ロッククライミング(※単独行動は対象外)
- バンジージャンプ
- フリーダイビング
など
- 娯楽目的であること
- 競技・プロ活動でないこと
- 安全基準・現地ルールを守っていること
オプション加入が必要なスポーツ(アドベンチャースポーツ補償)
以下のようなリスクの高いスポーツは、基本補償ではカバーされず、オプション加入が必要です。
- スキューバダイビング
- スカイダイビング・パラシュート
- パラグライダー・ハンググライダー
- 格闘技・ボクシング
- 登山(高山)
- モータースポーツ
- カイトサーフィン
など
これらを行う場合は、「アドベンチャースポーツ補償」への加入を検討しましょう。
補償対象外となる主なスポーツ・条件
以下は、オプションを付けても補償対象外となるケースです。
- スキー・スノーボードのオフピステ(管理区域外)
- 標高6,000m以上での活動
- 極めて危険なアクティビティ(例:ベースジャンプなど)
など
内容によっては補償対象外になるケースもあるため、不安な場合は事前に公式サポートで確認するのがおすすめです。
さらに詳細を知りたい方は、公式サイトのスポーツ補償の一覧をご確認ください。
SafetyWingの保険料と料金体系
SafetyWingの保険料は、「年齢」と「渡航先(特にアメリカを含むかどうか)」によって決まります。
また、基本プランに加えて、必要に応じてオプションを追加することで補償内容をカスタマイズできます。
全体的に、他社の海外旅行保険と比較してもリーズナブルな料金設定となっており、短期旅行から長期滞在・ノマド生活まで幅広く利用されています。
基本料金(年齢・地域別)
保険料は、「年齢」と「アメリカでの補償をつけるかどうか」によって、下記のように変わります。
| Nomad Insurance 「Essential」 | 年齢 | USなし | USあり |
|---|---|---|---|
| 1週間 | ~39歳 | $15.68 | $29.05 |
| 40~49歳 | $25.69 | $47.81 | |
| 50~59歳 | $40.32 | $78.68 | |
| 60~69歳 | $54.74 | $107.38 | |
| 4週間ごとの サブスク | ~39歳 | $62.72 | $116.20 |
| 40~49歳 | $102.76 | $191.24 | |
| 50~59歳 | $161.28 | $314.72 | |
| 60~69歳 | $218.96 | $429.52 |
他社の海外旅行保険も、行き先や年齢によって保険料は大きく変わります。
実際の保険料は、以下から見積もりで確認してみてください。
カスタマイズ可能な補償オプション
SafetyWingでは、基本プランに加えてオプションを追加することで補償内容を拡張できます。
オプションをつける場合は、基本料金にプラスして追加料金がかかります。
- 電子機器の盗難補償:$20/4週間
- アドベンチャースポーツ補償:$10/4週間
※これらは4週間ごとのサブスク契約のみ追加可能(期間固定プランでは追加不可)
自分の渡航先やアクティビティに応じて、必要な補償だけを選びましょう。
料金だけでなく、補償内容や使いやすさも含めて比較したい方はこちら
→ 海外保険の選び方・おすすめ一覧を見る
SafetyWingの入り方と申し込み手順(画像付き)
SafetyWingの加入方法を、画像付きで分かりやすく解説します。
初めてでも迷わず申し込みできるように、手順を順番に確認していきましょう。
Nomad Insurance Essential
Essentialは、下記の2つの契約方法があります。
- 特定期間(5日~):短期滞在や必要な期間だけ加入可能
- サブスク型(4週間ごと):長期滞在や複数渡航に便利
サブスク型の場合、海外長期滞在のときに帰国日を決めなくても良いですし、保険の延長・返金手続きの手間もないので、非常に助かります。
解約・停止も簡単です。
②今回の期間で停止:マイページ
Nomad Insurance Complete
Completeは、1年間の加入が必要となりますが、支払い方法が2つあります。
- 年払い:$1744.20~
- 月払い:$161.50/月~
まとめて年払いすると、10%お得になります。
また、Completeの場合は、「年齢」と「アメリカ・シンガポール・香港での補償」「歯の補償」「電子機器の補償」をつけるか?によっても、保険料が変わります。
詳細は、公式サイトでシミュレーションしてみてくださいね。
加入手順
Wise(ワイズ)
【Wiseが人気の理由】
1.お得なレートで両替!
2.Wiseデビットカードで決済・ATM出金も可能!
3.セキュリティも万全!(決済通知・利用停止もアプリで簡単)
4.お得な海外送金・外貨受取りも◎
SafetyWingの請求方法・サポートの流れ
SafetyWingの保険の使い方について、下記の項目を確認しておきましょう。
●保険金の請求手順
●請求に必要な書類
●請求時の注意点
ぜひブックマークして、いざという時にごらんください。
請求手順・使い方
保険利用は、大まかに2つのステップになります。
1. 病院で受診
2. 診察後に請求書類をオンラインで提出
さらに詳しい手順を見ていきましょう。
1. 病院で受診
キャッシュレス対応は緊急時のみ!
国内の海外旅行保険の場合、保険会社と病院が直接お金のやり取りをしてくれる「キャッシュレス対応」が一般的です。
しかし、SafetyWingは、基本的には自己負担してから、その費用を請求することになります。
ただし、入院・手術などの緊急時は、キャッシュレス対応してくれるので、早めに連絡しましょう。
※キャッシュレスで伝わらない場合は、「GOP(Guarantee of Payment)」と伝えてください。
2.診察後に請求書類をオンラインで提出
受診後は、マイページから保険金の請求をします。
請求に必要な書類
保険金の請求に必要なものは、下記の4つです。
②医療費の請求書・明細
③その他関連する領収書
④振込先の口座情報
病院でもらった診断書・医療費の明細書など書類は、なくさないようにしましょう。
請求時の注意点
請求するときは、下記の3つに注意しましょう。
1.病院までの交通費は補償対象外
2.申請内容を正しく入力する
3.解約後の請求は解約日から60日以内
それぞれ補足していきますね。
1.病院までの交通費は補償対象外
日本の海外旅行保険やクレジットカードの保険は、病院までの交通費も補償の対象です。
しかし、SafetyWingの場合は、タクシーやバスなど病院までの交通費は、対象外になるので注意してください。
2.申請内容を正しく入力する
正しく入力されているか?必要な書類がすべてアップロードされているか?をよく確認して、保険金の請求をしましょう。
不備があると保険金の請求が否認・却下されてしまいます。
万が一、却下された場合は理由が説明されるので、カスタマーサポートに連絡して指示をもらってください。
3.解約後の請求は解約日から60日以内
SafetyWingの保険を利用した場合、契約中は、特に請求期限はありません。
しかし、解約後は、請求期限が解約日から60日になるので注意してください。
SafetyWingの口コミ・評判まとめ
SafetyWingの口コミ・評判を簡潔にまとめました。
良い口コミ・微妙な口コミ、それぞれチェックしていきます。
良い口コミ
全体的にSafetyWingの口コミは、満足度が高く、評判は良好です。
特に高く評価が高い内容は、下記の3つ。
- 補償の柔軟性が高い
- コスパが良い
- 短期・長期問わず利用しやすい
柔軟性の高さは、他の保険と比べると業界トップクラスでしょう。
悪い口コミ
逆に残念な口コミの内容は、主に2つです。
- キャッシュレスは緊急時のみ
- 書類提出や手続きに時間がかかることがある
保険金が振込されるまでに「ちゃんと保険金が下りるかな?」と不安になる人もいるみたいです。
補償対象外で振込されなかったという口コミはほとんどありませんが、気になったらチャットサポートに確認してもらいましょう。
「医療費の立て替えが不安」「補償額を重視したい」という人は、キャッシュレス診療に対応しているHeymondoがおすすめです。
さらに口コミを詳しく確認したい方は、「SafetyWingの評判」の記事をごらんください。
SafetyWingの一時帰国での利用の注意点
Safetywingの一時帰国での利用についても確認しておきましょう。
契約内容によって補償期間など違いがあるので、注意してくださいね。
90日ごとに一時帰国も補償されますが、期間は下記のように変わります。
- 母国がアメリカ:最大15日間
- 母国がアメリカ以外:最大30日間
90日ごとなので世界一周中でも3ヶ月に1回、日本に一時帰国することもできます。
- 母国もフルカバー
- いつ一時帰国しても、30日以上カバー
ここでいう「母国」とは、以下を指します。
- 主に居住し、定期郵便を受け取る国
- 旅行後に帰る国
- 旅行の中断、本国送還のときに帰国を希望する国
例えば、国際結婚でアメリカに移住している場合、SafetyWing加入時に「母国」をアメリカに設定すると、下記のようになります。
- 日本を海外旅行先としてSafetyWingに加入できる
- 90日ごとにアメリカへの一時帰国もカバー可能
詳しくは「一時帰国の保険に関する記事」をごらんください。
まとめ
SafetyWingは、補償充実・料金安・出国後加入可能・待機期間なしで安心の海外旅行保険です。
特におすすめの方は、下記の通り。
- 長期滞在するリモートワーカー・留学など
- 短期旅行で安く保険を探している方
- 出国後に保険加入したい方
最後までお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです。

















