海外に住んでいると、「日本向けにブログを始めたいけれど、本当にできるのかな…」と不安に感じる人は少なくありません。
結論から言うと、WordPressは海外在住者でも問題なくブログを開設できます。
ただし、日本とは異なる “支払い方法の制限” や “海外からアクセスできないケース” など、海外在住ならではの注意点もあります。
この記事では、海外在住者がWordPressでブログを始めるための準備、開設手順、気をつけたいポイント、収益化につなげるための設定まで、初心者にもわかりやすくまとめました。
海外からブログを始めたいあなたのための、保存版ガイドです。
海外在住者がWordPressを始めるための準備
WordPressでブログを始めるには、ドメインとサーバーの取得が必要です。
詳しく確認していきましょう。
ドメインとサーバーの取得
ブログ運営には「ドメイン」と「レンタルサーバー」が必要です。
ドメインはインターネット上の住所のようなもので、このサイトなら「https://bababax.com/」にあたります。
レンタルサーバーはサイトを置く土地のようなもので、海外からでも日本の大手レンタルサーバーで取得・契約可能です。
契約の基本手順は、アカウント作成 → ドメイン取得 → サーバー設定です。
参考:日本のサーバーと海外のサーバーどっちが良いの?
日本のサーバーと海外のサーバー、どちらが良いのか?疑問に思う人もいるかもしれません。
おすすめは下記の通りです。
●いざという時に日本語でサポートしてほしい人
サイトにアクセスするユーザーが誰かによって、サーバー選びの優先順位が変わります。
ドメインとサーバー申し込み時に必要なもの
ドメインとサーバー申し込み時には、下記のものが必要になります。
- メールアドレス
- 電話番号
- クレジットカード
- VPN(国によっては必要)
サーバーやドメインによっては海外発行カードでの決済が対応していない場合があります。
もしも、海外発行のカードしかない人は、Paypalで支払い可能な「ConoHa WING」
なら、Paypal経由海外カードでも支払い可能です。
あるいは、過去に海外のカードで支払いしようとしたら、Paypalに遷移するとの報告あった「エックスサーバー」
でサーバーとドメインを申し込みましょう。
※WordPress開設には不要ですが、日本のASPを登録するには、収益受け取りのために「日本の銀行口座」が必要になります。
WordPressの設定やテーマ選びの前に、海外在住者向けにブログ運営全体の戦略や収益化の流れをまとめた「海外在住者向けブログ・アフィリエイト総合ガイド」もチェックしておくと安心です。
WordPressブログの開設手順
WordPressでブログを開設する手順は、下記の4つのステップになります。
1.サーバー契約とドメイン設定
2.WordPressインストール
3.WordPressのテーマ選び
4.WordPressの初期設定
順に確認していきましょう。
1.サーバー契約とドメイン設定
まずは、サーバーの契約とドメインの設定ですが、予めドメインを考えておく必要があります。
おすすめはエックスサーバー
エックスサーバーは国内シェア率が高く、コスパや対応も良いため海外在住者にもおすすめです。
私も10年ほど愛用しています。
プランは月額990円~で、キャンペーン次第ではドメインが無料になります。
海外在住者の場合は、住所と電話番号を下記のように変えて申し込みしましょう。
●都道府県:どこでもOK
●住所:英語でOK
●電話番号:国番号を「0」にして海外ナンバーを入力
※SMS認証できない場合は、カスタマーサポートに要連絡
ドメイン・サーバーの申し込み+WordPressのインストールまでの詳しい手順は、エックスサーバーの記事で詳しく紹介されているのでチェックしてください。
⇒【初心者でも安心】たった10分で出来るWordPressの始め方
分からないことがあれば、カスタマーサポートに連絡しましょう。
エックスサーバー!
【エックスサーバーが人気の理由】
1.WordPress運営に強い
2.料金が安く、キャンペーンもお得
3.サポート対応が良い
4.サーバー速度・セキュリティも安心
5.国内シェアNo.1の実績と信頼
他社を利用したこともありますが、結局エックスサーバーがベストでした◎
エックスサーバーにすれば、まず間違いありません。
▶【初心者でも安心】たった10分で出来るWordPressの始め方
2.WordPressインストール
サーバー管理画面から簡単にWordPressをインストール可能です。
自動インストール機能を利用すれば、専門知識がなくてもすぐに利用できます。
3.WordPressテーマ選び
初めての方には無料テーマがおすすめです。
- Cocoon(コクーン)
初心者に最も人気のある無料テーマ。シンプルで軽く、SEO対策・広告設定・吹き出し機能など、収益化に必要な機能がすべて揃っています。
デザインカスタマイズも簡単で、装飾の種類も豊富。操作画面も日本語で使いやすいのが魅力です。
エックスサーバーの場合は、テーマ選択で「Cocoon」をあらかじめ選ぶこともできます。 - Xeory Base(セオリーベース)
株式会社バズ部(旧ルーシー)が開発した、SEOに強いシンプルなテーマです。
Cocoonよりも装飾機能は少ないですが、コンテンツの質を重視する人に向いています。
アフィリエイターに人気の有料テーマ
- Affinger(アフィンガー)
収益化特化。クリック率・成約率を意識した構造 - THE THOR(ザ・トール)
デザインと機能が充実。ビジネス系サイトにおすすめ。 - SWELL(スウェル)
操作性が高く、美しいデザイン。記事装飾が簡単。
4.WordPressの初期設定
続いて、WordPressの初期設定をしていきます。
欠かせない設定が下記の2つ。
- パーマリンク設定:SEOを意識して「投稿名」を推奨
- SSL設定:https化でサイトの安全性を確保
テーマによって、色々カスタマイズ機能もあるので、好みのデザインに設定しましょう。
そして、入れておくと便利なプラグインも紹介します。
おすすめのプラグイン
プラグインとは、便利な機能を追加するためのアプリのようなもの。
私も実際に使っているプラグインを紹介するので、参考にしてください。
万が一のトラブルに備えて、定期的にデータをバックアップ。
●XML Sitemaps(Googleにサイト構造を伝える)
Googleがページを正しく認識しやすくなり、SEO効果がアップ。
●Contact Form 7(お問い合わせフォーム)
訪問者が気軽に問い合わせできるフォームを簡単に設置できます。
●TablePress(表を簡単に作成)
料金比較や特徴一覧などを表で見やすく表示できます。
●AddQuicktag(装飾をワンクリックで挿入)
よく使う装飾(マーカー・ボックスなど)を登録して、執筆を時短。
●AdRotate Banner Manager(広告管理)
アフィリエイト広告の配置や表示回数を管理できます。
プラグインが多すぎると、サイトの表示速度が遅くなり、SEO評価にも悪影響を与えることがあります。
必要な機能だけを入れて、効率的に運営しましょう。
海外在住者ならではのWordPres利用の注意点
海外在住者がWordPressを利用するときの注意点は、次の2つです。
1.支払い方法の制限
2.WordPressにアクセスできないケースがある
順番に確認していきます。
1.支払い方法の制限
海外在住者は、支払い方法が制限されることがあります。
- 海外発行のカードが使えないケースがある
- 銀行振込は国内銀行のみ
- 海外在住者は決済アプリが登録できない
など
2.WordPressにアクセスできないケースがある
海外在住者の場合、2つの理由でWordPressにアクセスできないケースがあります。
- サーバーのセキュリティ対策
→解決策:サーバーの設定を変更する - 滞在国のネット規制
→解決策:VPNの利用
それぞれ詳しく見ていきます。
サーバーの設定を変更する
サーバーのセキュリティ対策で、海外IPだとWordPressへのログインを拒否されるケースもあります。
個人的にはセキュリティ面で安心できるポイントですが、設定が必要なので手間がかかります。
例として、利用者の多いエックスサーバーの設定方法を紹介します。
エックスサーバーの設定変更
エックスサーバーの設定変更の手順は、下記の通りです。
- エックスサーバー「サーバーパネル」にログイン
- 「WordPress」→「WordPressセキュリティ設定」メニュー
- 対象のドメインの「国外IPアクセス制限設定」の「REST API アクセス制限」を編集
- 「ホワイトリスト」に自分のIPアドレスを登録
上記の設定で、指定したIPアドレスからの接続を許可することができます。
※国外からのすべてのアクセスが許可されてしまうので、セキュリティ上、「ホワイトリスト」の編集がおすすめです。
VPNを利用する
一部の国ではネット規制があり、日本向けサイトへのアクセスが制限されることがあります。(例:中国・ロシアなど)
その解決策は、VPNを利用してアクセスすること。
VPNとは、インターネット接続を暗号化して安全にアクセスするサービスで、接続するサーバーを選ぶことができます。
そのため、エックスサーバーで海外からのアクセスを拒否されたときも、日本のサーバーに設定すればWordPressを操作できるようになります。
代表的なVPNサービスには、「NordVPN」「ExpressVPN」「MillenVPN」「SurfShark」などがあります。
注意点としては、料金がかかること、サーバー状況によって回線速度が落ちる可能性があること。
長期契約であれば、月数百円程度なので、個人的にはセキュリティ対策としてもおすすめです。
WordPressで収益化につなげるポイント
ブログで収益化するための基本は、まず戦略を理解すること。
詳しくはブログ収益化の全体像をまとめた記事で解説しています。
WordPressで収益化につなげるポイントは、下記の3つです。
1.Google AdSense・アフィリエイト導入
2.収益化のための記事構成
3.海外在住ならではの体験談やノウハウを活かす
それでは、ポイントを順にチェックしていきましょう。
1.Google AdSense・アフィリエイト導入
まずは、広告を導入しましょう。
- Google AdSense
クリック報酬で単価は低めだが、どの記事も貼りやすい自動広告。 - アフィリエイト
「成果報酬型広告」と言われるインターネット広告。Google AdSenseよりも高単価。
海外在住でもアカウント作成や審査は日本国内と同様に行えます。
2.収益化のための記事構成
検索ユーザーの悩みを理解して、役立つ記事を作成しましょう。
「悩み → 解決策 → 商品紹介」の流れを意識すると成約率が上がります。
体験談やレビューを入れると読者の信頼も得やすくなりますよ。
●検索意図の理解
●タイトル
●見出し・構成
3.海外在住ならではの体験談やノウハウを活かす
ぜひ、海外在住の「あなた」の体験談やノウハウを活かしましょう。
海外生活や留学、ノマド生活の経験は、他サイトとの差別化に有効です。
具体的な体験談や失敗談を交えて記事を書くことで、読者にとって価値のある情報になります。
また、個人サイトは、リアルな体験や人間味が評価されやすいのが強みです。
法人サイトの場合、立場上、自分の意見よりも「客観的な情報」「公式的な解説」が中心になり、利用者の感情やリアルな体験談が弱くなりすい特徴があります。
一方、個人サイトの場合は、「失敗談」「裏話」「実際はこうだった」など、具体的なエピソードや実体験などの「一次情報」を記事できるのが武器となります。
まとめ
海外在住者も、WordPressを使ってブログの開設は可能です。
ポイントを整理すると、以下の通りです。
- ドメインとサーバーの準備:海外からでも日本の大手レンタルサーバーを利用可能。支払い方法や住所・電話番号の設定に注意。
- WordPressの開設手順:サーバー契約・ドメイン設定 → WordPressインストール → テーマ選定 → 初期設定。無料テーマから始めるのがおすすめ。
- 便利なプラグイン活用:バックアップ、SEO、表作成、広告管理など必要なものだけを導入。
- 海外在住者ならではの注意点:支払い方法の制限やアクセス制限に注意。サーバー設定やVPNで解決可能。
- 収益化のポイント:Google AdSenseやアフィリエイトの導入、検索ユーザーの悩みに応える記事構成、海外在住ならではの体験談やノウハウを活かす。
海外での生活経験や実体験を記事に反映させることで、個人ブログの強みを最大限活かせます。
まずは小さく始めて、少しずつ収益化や記事の充実を目指すと良いでしょう。
