海外ノマド、ワーキングホリデー、留学、長期海外滞在を予定している人にとって、「海外旅行保険選び」は安心して滞在できるかどうかを左右する重要なポイントです。
中でもよく比較されるのが、
- SafetyWing(セーフティウィング)
- Heymondo(ヘイモンド)
どちらも海外ノマド・長期滞在者に人気の保険ですが、補償の考え方・使い勝手・向いている人は大きく異なります。
この記事では、SafetyWingとHeymondoの違いを分かりやすく比較し、どちらが自分に合っているか判断できるように解説します。
特に「保険料を抑えたい人」と「医療時の安心感を重視したい人」では、選ぶべき保険がはっきり分かれます。
SafetyWingとHeymondoの比較|海外ノマド・長期滞在向け保険
海外ノマド・ワーホリ・長期滞在者に人気の海外保険が「SafetyWing」と「Heymondo」です。
どちらも実績のある保険ですが、補償の考え方や使い勝手には明確な違いがあります。
まずは全体像を、表で確認しましょう。
SafetyWingとHeymondoの違い【比較表】
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| 比較項目 | SafetyWing | Heymondo | |
|---|---|---|---|
| キャッシュレス診療 | 緊急時のみ (入院・手術など) ※原則立て替え | 標準装備 ※提携外の病院は 立て替え |
|
| 一時帰国の補償 | ○ 90日ごとに 最大30日まで | × ※居住国は 対象外 |
|
| 支払い方法 | サブスク /一括払い | 一括払い ※Long Stayプランは 最低90日契約で延長は30日~ |
|
| 出国後の加入 | 可否 | ○ | ○ |
| 待機期間 | なし | 72時間 | |
| 向いている人 | 期間未定 安さ重視 | 安心重視 | |
比較表を見ると分かる通り、SafetyWingとHeymondoは「似ている保険」ではなく、想定している使い方が異なる海外保険です。
SafetyWingは、柔軟な契約と保険料の安さを重視した設計。
一方、Heymondoは、医療費の立て替えを極力なくし、補償の手厚さを重視した設計になっています。
特にチェックしておきたいのは、以下のポイントです。
- 補償内容と保険料の違い
- キャッシュレス診療への対応範囲
- 加入期間と支払い方法の違い
- 一時帰国・出国後加入の可否
それぞれの違いについて、これから順番に確認していきましょう。
補償内容と保険料の違い
SafetyWingとHeymondoは、保険の設計が異なるため、補償額・補償範囲・保険料に明確な差があります。
以下は、
- SafetyWing
:Nomad Insurance Essential - Heymondo
:International Travel Insurance(Top)
それぞれのスタンダードなプランを比較したものです。
横にスクロールできます→
| SafetyWing | Heymondo |
||
|---|---|---|---|
| プラン | Nomad Insurance Essential | International Travel Top |
|
| 治療 | $250,000 | $5,000,000 | |
| 救援・移送 | $100,000 | ||
| 死亡保障 | $25,000 | $10,000 | |
| 傷害後遺障害 | - | ||
| 個人賠償 | $25,000 | $60,000 | |
| 旅行の中断 | $5,000 | $3,500 | |
| 航空機遅延 | $100 | $1,500 ※飛行機に限らず 公共交通機関 |
|
| 寄託手荷物 | $3,000 $500/個 | $1,700 ※自己破産は対象外 ※電子機器はオプション |
|
| 携行品 | - ※電子機器の盗難は オプション |
||
| 保険料:4週間 アメリカを除く地域 | ~39歳 | 56.28USD | 108.26USD |
| 40~49歳 | 92.40 | ||
| 50~59歳 | 145.04 | ||
| 60~69歳 | 196.84 | ||
日本のクレジットカード付帯の海外旅行保険では、携行品損害を重視する人も多いですが、
SafetyWingやHeymondoといったノマド向け保険では、携行品が補償対象外となるケースが少なくありません。
補償が付いている場合でも、盗難やロストバゲージが対象で、自己破損や紛失まではカバーされないことが一般的です。
では次に、携行品以外で重要になる補償内容の違いについて、以下の3つのポイントに分けて確認していきましょう。
- 補償額の違い(医療・救援・死亡補償)
- 傷害後遺障害・個人賠償の違い
- 保険料の違い
1.補償額の違い(医療・救援・死亡補償)
まず大きな差が出るのが、医療費や救援費用の補償上限です。
- 治療費
- SafetyWing:$250,000
- Heymondo:$5,000,000
- 救援・移送
- SafetyWing:$100,000
- Heymondo:医療費枠に含まれる形で高額補償
- 死亡補償
- SafetyWing:$25,000
- Heymondo:$10,000
参考までに私の経験をお伝えすると、カナダでひざのじん帯を断裂して、手術・通院・リハビリの総額で300万円位でした。
そのため、SafetyWingの補償でも十分だと思いますが、医療費が高額になりやすい国(アメリカ・カナダなど)では、Heymondoの補償額の大きさが安心材料になります。
2.傷害後遺障害・個人賠償の違い
補償項目の「幅」にも違いがあります。
- 傷害後遺障害
- SafetyWing:補償なし
- Heymondo:最大 $10,000
- 個人賠償責任
- SafetyWing:$25,000
- Heymondo:$60,000
日常生活中の事故やトラブルまで想定するなら、Heymondoのほうが補償範囲は広めです。
3.保険料の違い
保険料は年齢によって、どちらが安いか?差があります。
SafetyWingは年齢が上がるほど高くなる傾向がありますが、50歳以下だとHeymondoよりも安くなります。
下記は、4週間・アメリカ除く地域の例です。
- ~39歳
- SafetyWing:56.28USD
- Heymondo:108.26USD
- 40~49歳
- SafetyWing:92.40USD
- Heymondo:108.26USD
- 50~59歳
- SafetyWing:145.04USD
- Heymondo:108.26USD
- 60~69歳
- SafetyWing:196.84USD
- Heymondo:108.26USD
若年層ではSafetyWingの安さが目立ちますが、補償額やキャッシュレス対応まで含めて考えると、単純な金額比較だけでは判断しにくい点も重要です。
※補償額や保険料は、選択するプラン・加入条件によって変動します。最新情報は、必ず各公式サイトで確認してください。
キャッシュレス対応の違い
海外旅行保険を使うときに病院と保険会社が直接やりとりしてくれることを、日本では「キャッシュレス対応」「キャッシュレス診療」と言ったりします。
ちなみに英語では、「GOP(Guarantee of Payment)」と言います。覚えておくと、問い合わせ時に便利です。
さて、この「キャッシュレス対応」の違いを、SafetyWingとHeymondoで確認していきましょう。
SafetyWing|緊急時のみキャッシュレス対応
SafetyWingは、手術・入院などの緊急医療時のみキャッシュレス対応です。
手術・入院になったら、できるだけ早くSafetyWingに連絡する必要があります。
軽度の診察や通院では、一時的に医療費を立て替え、後日請求するケースが多くなります。
- 緊急性の高い治療:キャッシュレス対応
- 通院・軽度治療:立て替えが必要な場合あり
医療費が高額になりやすい国では、事前に把握しておく必要があります。
Heymondo|キャッシュレス対応が標準
Heymondoは、キャッシュレス診療が標準仕様です。
- 外来診療でもキャッシュレス対応の病院が多い
- 医療費の立て替えリスクを大きく減らせる
海外での通院・検査が不安な人には、安心感の差が大きいポイントです。
ただし、提携外の病院の場合は、立て替えが必要になります。
確実にキャッシュレスで対応してもらうために、病院に行く前にHeymondoに確認しましょう。
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加入期間と支払い方法の違い
保険の加入期間と支払い方法については、両者の違いが大きく表れます。
SafetyWingが「月額サブスク型」なのに対し、Heymondoの「Long Stay」プランは更新型で柔軟に継続できる設計と言えるでしょう。
SafetyWing|サブスクと一括払いの両方に対応
SafetyWingは、加入期間に応じて、2つの支払い方法があります。
- 月額サブスクリプション
- 4週間ごとに自動更新
※特定の日に解約する場合は、チャットに連絡すればOK - 滞在期間が未定でも加入しやすい
- 初期費用を抑えられる
- 一括払い
- 加入期間を指定する場合
- 自動更新なし
- 短期〜中期の滞在にも対応
SafetyWingは、保険料の抑えやすく、加入・解約のしやすい、柔軟性の高さが人気の理由です。
海外ノマドやワーホリなど、滞在スタイルが流動的な人に向いています。
Heymondo|期間指定の一括払い+Long Stayは更新可能
Heymondoの標準プランの「International Travel」は、期間指定の一括払いのみ。
一方、長期滞在にお得になる「Long Stay」は90日以上から契約でき、複数の更新期間(30日・120日・180日など)に対応しています。
更新をうまく活用すれば、実質的に「月ごとに継続する感覚」で利用できるため、長期滞在でも初期費用を抑えやすいのが特徴です。
滞在期間がある程度決まっていて、補償重視で長く使いたい人に向いています。
出国後の加入条件・待機期間
海外長期滞在者にとっては、出国後に現地から加入できるか?という点も、保険選びに重要です。
さらに細かく言えば、いつから補償開始できるのか?待機期間はあるのか?という点がポイントになります。
それでは、それぞれの待機期間について見ていきましょう。
SafetyWing|出国後も待機期間なし
SafetyWingは、出国後や到着後の加入でも、待機期間なしですぐに補償開始となります。※既往症は補償対象外
そのため、「保険に入り忘れた」「クレカの保険の期限が過ぎていた」といったケースでも、空白期間なしですぐに対応できます。
Heymondo|出国後は72時間の待機期間あり
出国後加入の場合、補償開始まで72時間の待機期間があります。
そのため、事前に加入していない場合は、トラブルに注意が必要です。
SafetyWing!
【SafetyWingが人気の理由】
1.保険料が安い
2.出発後の加入も待機期間なし!
3.一時帰国時も補償!
4.大人1人につき10歳以下の子どもは無料※家族で2人まで
スタンダードな「Essential」が1番人気!
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▶SafetyWingの評判・口コミ
一時帰国時の補償の違い
海外に長期間滞在する場合、人によっては住民票を抜いて出国するケースもあるでしょう。
その場合の一時帰国で住民票を戻して国民健康保険に加入するかどうか?悩みどころです。原則、一時的な滞在だと、国保加入はできません。
そこで、SafetyWingやHeymondoはどうなのか?詳しく確認していきましょう。
SafetyWing|一時帰国も補償対象
SafetyWingは、90日ごとに最大30日まで母国(日本)への一時帰国中も補償対象になります。
日本と海外を行き来する人には大きなメリットです。
Heymondo|居住国での補償は対象外
Heymondoでは、居住国での医療費は原則、補償されません。
日本を居住国に設定している場合、一時帰国中の医療費は対象外になります。
長期滞在中に頻繁に帰国する人は注意が必要です。
SafetyWingとHeymondoどちらを選ぶべき?タイプ別おすすめ
どちらが最適なのか?選び方は、「補償重視」か「保険料重視」で変わります。
自分の滞在スタイルやリスク許容度によって、合う方を選びましょう。
SafetyWingがおすすめな人
- 一時帰国の可能性がある
- 初期費用を抑えたい
- 柔軟に保険を使いたい
- 海外からの加入ですぐ補償が必要
Heymondoがおすすめな人
- 医療費の立て替えを避けたい
- 長期滞在中の医療リスクを重視
- 使いやすさ・サポート重視
Heymondoの使い勝手や、実際に加入した日本人の体験談を詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
▶ Heymondoの評判・口コミ|日本人の体験談から分かるメリット・注意点
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まとめ|SafetyWingとHeymondoは目的別で選ぶ
柔軟さ・一時帰国対応を重視するなら「SafetyWing」、キャッシュレス診療と安心感を重視するなら「Heymondo」がおすすめです。
どちらも優秀な保険なので、自分の滞在スタイルに合うかどうかで選びましょう。
