ブログを始めたばかりの頃は、「とにかく記事を書けばいい」と思っていました。
しかし、個人ブログを長く運営していると、ただ記事数を増やすだけではアクセスも収益も伸びにくいことに気付きます。
実際に私はワーホリや海外生活、ブログ運営について発信する個人サイトを運営していますが、自分では情報の質に自信がある記事でも、法人サイトや大手アフィリエイトサイトに勝てないと感じることが何度もありました。
その中で感じたのが、
「何を書くか」だけでなく、
「どんな役割の記事を持っているか」
が重要だということです。
ブログには大きく分けて4種類の記事があります。
- 集客記事
- 収益記事
- 信頼構築記事
- サイト評価向上記事
この4種類をバランスよく配置することで、アクセスだけでなく収益やサイト全体の評価も伸ばしやすくなります。
この記事では、ブログ初心者向けに記事の役割を分かりやすく解説します。
ブログ記事には4種類ある
ブログで成果を出したいなら、次の4種類の記事をバランスよく作ることが重要です。
- 集客記事
- 収益記事
- 信頼構築記事
- サイト評価向上記事
理由は次の3つです。
- 集客記事だけでは収益が発生しない
- 収益記事だけではアクセスが集まらない
- 信頼やサイト評価がなければ読者から選ばれにくい
私自身、個人ブログを運営する中で「記事の内容には自信があるのに、法人サイトや大手サイトに勝てない」と感じたことが何度もありました。
もちろん検索順位はさまざまな要素で決まるため断定はできませんが、個人的には「誰が書いているのか」「本当に経験者なのか」といった信頼性も重要ではないかと考えています。
つまり、どれか1つだけ頑張ってもブログ全体は成長しません。
例えば、
- ワーホリの体験談でアクセスを集める
→ 集客記事 - 海外生活に役立つサービスを紹介する
→ 収益記事 - 自分の経験やプロフィールを伝える
→ 信頼構築記事 - 運営者情報やブログ運営の考え方を伝える
→ サイト評価向上記事
この4種類の記事が連携することで、アクセス・信頼・収益が生まれやすくなります。
私自身も以前は「検索されそうな記事」を優先していました。
しかし、サイト全体の設計を意識するようになってからは、読者の回遊や滞在時間だけでなく、「このサイトを運営しているのはどんな人なのか」を伝える重要性も感じるようになりました。
実際には複数の役割を持つ記事もある
ここまで集客記事・収益記事・信頼構築記事・サイト評価向上記事を分けて説明してきました。
しかし、実際のブログ記事は1つの役割だけを持つとは限りません。
例えば、
は、検索ユーザーを集める集客記事でありながら、収益化の方法を解説する記事としての役割も持っています。
さらに、実際の経験や考え方を伝えることで、読者との信頼関係を作る役割もあります。
このように、1つの記事が複数の役割を兼ねることは珍しくありません。
そのため、今回紹介している4種類は「主な役割」で分類していると考えると分かりやすいでしょう。
集客記事とはアクセスを集めるための記事
集客記事は、検索エンジンから読者を集めるための記事です。
理由は次の3つです。
- 検索流入の入口になる
- ブログを知ってもらうきっかけになる
- 収益記事へ読者を送れる
集客記事は直接商品を売ることよりも、「まず読者を集める」ことが目的です。
集客記事の具体例
例えば、
- ワーホリはやめとけと言われる理由
- 海外生活で感じた日本との違い
- ノマド生活のメリット・デメリット
などです。
これらは検索されやすく、多くの読者が訪れる可能性があります。
集客記事だけでは稼げない
アクセスが増えても、商品紹介につながる記事がなければ収益は発生しません。
集客記事は入口であり、ゴールではありません。
例えば、私が運営しているワーホリ・海外生活ブログ「OZSANS,INC」の
という記事は、ワーホリを検討している人の疑問に答える集客記事です。
このような記事で検索ユーザーを集めた後に、留学エージェントや海外保険、航空券などを紹介する記事へ誘導することで収益化につなげることができます。
また、
海外在住者がアフィリエイトを始める方法|準備・始め方を完全解説
のように、検索ユーザーを集めながら収益化の方法も解説する記事もあります。
この場合は、集客記事でありながら、読者を教育し、ASPやレンタルサーバーなどの収益記事へつなげる役割も持っています。
このように、集客記事で読者の悩みや疑問を解決しながら、次の行動につながる記事へ案内することが大切です。
収益記事とは商品やサービスを紹介する記事
収益記事は、アフィリエイト報酬や成果につながる記事です。
理由は次の3つです。
- 商品購入の後押しができる
- ブログ収益の中心になる
- 読者の悩み解決につながる
ブログで収益化を目指すなら必須の記事です。
収益記事の具体例
例えば、
- おすすめの光回線
- ahamoの口コミ
- エックスサーバーの評判
- 海外生活でおすすめのクレジットカード
私が運営しているOZSANSでも、
のように、読者の悩みを解決しながらサービス紹介を行う収益記事を作成しています。
初心者が失敗しやすいポイント
初心者は収益記事ばかり書いてしまうことがあります。
しかし、読者が来なければ商品は売れません。
そのため、
集客記事
↓
信頼構築記事
↓
収益記事
という流れを意識することが大切です。
なお、アフィリエイトで収益化するにはASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)への登録が必要になります。
ASPとは、広告主とブロガーを仲介するサービスのことです。
ブログを始めたばかりの方は、まずA8.netやもしもアフィリエイトに登録して、どのような案件があるのか確認してみるのがおすすめです。
信頼構築記事とは読者から信用してもらう記事
信頼構築記事は、「この人の話なら参考になりそう」と思ってもらうための記事です。
理由は次の3つです。
- 商品購入の後押しになる
- 他サイトとの差別化になる
- 経験者としての説得力が生まれる
特に個人ブログでは重要です。
信頼構築記事の具体例
例えば、
- ワーホリで苦労した経験
- 海外生活で感じた価値観の変化
- ブログ運営で失敗した話
などです。
実績がなくても書ける
初心者は
「実績がないから書けない」
と思いがちです。
しかし、読者が知りたいのは成功談だけではありません。
失敗談や経験談も十分価値があります。
私自身も、海外生活を続ける中で感じたことや、ワーホリ中に苦労した経験などを記事にしています。
例えば、
「ワーホリ中にACL断裂で働けなくなった私が、ブログを始めた話」
のような記事は、特別な実績がなくても実体験だからこそ書ける内容です。
また、別サイトの
なども、経験者だからこそ伝えられる情報になります。
実績や専門資格がなくても、実際に経験したことは他の人にとって貴重な情報になります。
サイト評価向上記事とはサイト全体の信頼を高める記事
サイト評価向上記事は、読者やGoogleに運営者情報を伝えるための記事です。
理由は次の3つです。
- 誰が運営しているか伝えられる
- サイト全体の信頼性向上につながる
- E-E-A-T強化につながる
E-E-A-Tとは、Googleがサイトの信頼性を判断する際に重視している考え方です。
- Experience(経験)
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
の頭文字を取ったものです。
E-E-A-Tが強化されることで、「実際に経験した人が書いている信頼できる情報」と読者やGoogleに伝わりやすくなります。
個人的には、個人ブログが法人サイトに対抗するために重要な要素だと思っています。
私がサイト評価を意識するようになった理由
私はこれまで複数の個人ブログを運営してきました。
比較的早い段階で成果が出ることも多く、ブログを始めてから2〜3か月ほどで初めてアフィリエイトの申し込みが発生し、その後少しずつ収益が伸びていくケースもありました。
しかし、ある程度収益が安定してきても、ずっと右肩上がりが続くわけではありません。
実際にはGoogleコアアップデートなどの影響で検索順位が下落したり、アクセスや収益が減少したりすることもあります。
Googleコアアップデートとは、Googleが検索順位を決める仕組みを定期的に見直す大規模なアップデートのことです。
これまで上位表示されていた記事が下落したり、逆に順位が上がったりすることがあります。
また、内容には自信があるのに法人サイトや大手サイトに勝てないと感じることもありました。
その中で私が考えるようになったのが、
「記事単体だけでなく、サイト全体の信頼性も重要なのではないか」
ということです。
そこで、
- 運営者情報を充実させる
- 経験談を増やす
- 関連記事を充実させる
といった取り組みも意識するようになりました。
サイト評価向上記事の具体例
例えば、
- プロフィール記事
- お問い合わせページ
- ブログ運営の実績記事
- サイト運営の考え方を伝える記事
などがあります。
私の場合は、プロフィール記事でこれまでの海外生活やブログ運営の経験を紹介しています。
また、読者が安心して問い合わせできるようにお問い合わせページを設置しています。
さらに、この記事のようにブログ運営の考え方を発信する記事も、サイト評価向上記事の一例です。
サイト運営者は記事単体ではなくサイト全体を見る必要がある
ブログ運営では、記事単体ではなくサイト全体で考えることが重要です。
理由は次の3つです。
- 収益に直結しない記事も必要だから
- サイト全体の信頼性が重要だから
- Googleはサイト全体を評価する傾向があるから
ライターとサイト運営者の違い
私がブログ運営を続ける中で感じるのは、「記事を書くこと」と「サイトを運営すること」は別物だということです。
ライターであれば、与えられたテーマの記事を書くことが仕事です。
一方でサイト運営者は、
- 集客記事を書く
- 収益記事を書く
- 信頼構築記事を書く
- サイト評価向上記事を書く
というように、サイト全体のバランスを考えなければなりません。
収益に直結しない記事を書くこともあります。
しかし、その記事がサイト全体の信頼性を高めたり、他の記事への導線になったりすることもあります。
私自身も以前は「検索される記事を書くこと」ばかり意識していました。
しかし現在は、
「このサイトは何者が運営しているのか」
「このサイトはどんな人に役立つのか」
まで含めて考えるようになりました。
その結果、記事単体ではなくサイト全体を見る視点の大切さを実感しています。
サイト評価が高いほどブログ運営は有利になると私は考えている
サイト評価やサイトパワーと呼ばれるものについては、明確な指標があるわけではありません。
また、Googleが具体的な評価基準を公開しているわけでもありません。
そのため断定はできませんが、私はサイト全体の信頼性を高めることが長期的なブログ運営につながると考えています。
理由は次の3つです。
- 新規記事が読まれやすくなる
- 関連記事への回遊が増える
- サイト全体で専門性を伝えやすくなる
サイト評価向上のために私が意識していること
例えば、
- プロフィール記事を充実させる
- 実体験の記事を増やす
- 運営者情報を整える
といった施策です。
これらが直接検索順位を上げるとは言い切れません。
しかし、読者から見た信頼性を高めることには繋がります。
私は最近、こうしたサイト全体の強化にも力を入れています。
まだ効果を断言できる段階ではありませんが、長期的にブログを育てる上では重要な考え方だと感じています。
まとめ
ブログで成果を出したいなら、記事の役割を理解することが大切です。
- 集客記事
- 収益記事
- 信頼構築記事
- サイト評価向上記事
この4種類をバランスよく増やしていくことで、アクセス・収益・サイト評価のすべてを伸ばしやすくなります。
私自身も、記事単体ではなくサイト全体を意識するようになってから、ブログ運営に対する考え方が大きく変わりました。
もし今、
「何を書けばいいか分からない」
と悩んでいるなら、
まずは自分のブログに4種類の記事が揃っているかを確認してみてください。
不足している役割の記事を追加するだけでも、サイト全体の成長につながるはずです。
